「資産運用をはじめたい」と思ったのはなぜでしょう? おそらく「預貯金だけでは増えない」と実感されているからではないでしょうか。 外貨預金 かつて、日本人の資産形成は預貯金でした。しかし、今、私たちがくらしの中で実感しているように、預貯金だけでは資産を増やすことが難しくなっています。その理由は下の図を見れば一目瞭然です。低金利時代の現在、適用されている預金金利では利殖はままなりません。バブル時代のような4%、5%といった金利が長期的に期待できない今、預貯金以外の「ふやす手段」が求められています。 100万円を2倍にするのに何年かかる? さっそくここでワンポイントアドバイスです。 ETF 金利が6%のとき(1990年ごろ)、銀行の定期預金に100万円預けたとすると、12年で元金と利息の合計が200万円になります。つまり、12年で資産が2倍に増えるのです。ところが、金利が0.2%のとき(2007年)だと、100万円が2倍になるのに360年もかかることになります。※ 金利が高い時代には、お金を預貯金だけで「ためる」ことが、同時に「ふやす」ことになりましたが、低金利の今は、「ためる」だけではお金を「ふやす」ことは難しいのです。 ※この計算方法を72の法則といいます。元本を2倍にする年数=72÷金利 「元本保証のないものには、お金を預けない!」という方もいらっしゃるかと思います。ペイオフの際に元本を保証される商品とはなんでしょうか? そうです、預貯金です。しかし、預貯金にもリスクがあるということを知っていますか? ずばり、それは「インフレリスク」です。インフレとは、景気がよくなり私たちがどんどんモノを買うことによって、お金よりモノの価値が高くなる状態のことであり、インフレのときには物価が上昇します。 一般的にインフレのときは金利が高くなり、預貯金金利も上がりますが、物価の上昇が金利の上昇を上回った場合、預貯金金利はマイナスとなります。 くりっく365 たとえば、定期預金の金利が5%だとしても、物価上昇率が6%だったら、資産は目減りしてしまうのです。 資産運用 では、どんな資産がインフレに強いのかというと、一般に株式や不動産だといわれています。今後インフレになったとき、資産のすべてを預貯金が占めると資産全体の価値が下がってしまいます。そうならないために、バランスよく資産を保有することが、インフレリスクを回避することにつながります。